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確定申告:宝くじの税金について

年末ジャンボ宝くじの発売が、平成28年11月24日からスタートしました。
そもそも宝くじに税金はかかるものなのでしょうか?
税法上、宝くじの当選金は非課税となり、他に申告すべき所得がなければ確定申告をする必要はありません。

宝くじ購入金額¥300/枚に対し、約¥120/枚が販売する自治体の収益金となるからです。
つまり、購入時に税金を払う仕組みになっています。
但し、税金を納める必要がある場合があります。


【税金を納める必要がある場合】
先に、宝くじ当選金額は【非課税】と述べましたが、
当選金を家族・知人等に贈与する場合には【贈与税】が発生します。
【贈与税】とは当選金を受け取る側にかかるものです。
【贈与税】の基礎控除額は110万円になるので、それ以下の場合には【贈与税】は発生しません。
(注)1年間(その年1年間の1.1〜12.31)の贈与額の合計額-基礎控除額(110万円)となる為、他で贈与がある場合は税金が発生する場合があります。


【贈与税の税額】
贈与された金額から基礎控除額110万円を引いた額からの算出になります。
一般贈与と特別贈与の税率・控除額があり、今回は一般贈与について述べます。

【贈与額-110万円】・【税率】・【控除額】と順に、200万円以下の場合、10%・0円、
300万円以下の場合・15%・10万円、400万円以下の場合、20%・25万円、
600万円以下の場合、30%・65万円、1,000万円以下の場合、40%・125万円、
1,500万円以下の場合、45%・175万円、3,000万円以下の場合、50%・250万円
3,000万円超の場合、55%・400万円となります。


【税金を納める可能性が少ない場合】
宝くじの当選金を共同で購入した場合は、
当選金額を受取る際に、分配する人全員分の名義で受取る必要があります(委任状でも可とされる)。
共同購入した場合でも、代表者が当選金額を受取り、その後に金銭を分配すると贈与税が発生します。
当選金受取の際に【当選証明書】を銀行等で発行してもらい保管しておくことをお勧め致します。


宝くじの当選金額は【非課税】となりますが、
競輪やクイズの懸賞金等は【一時所得】の扱いとなり税金がかかる場合がありますので、ご注意下さい。

日時:12 15, 2016 AM 10:16
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