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【法人税確定申告書】 別表二の書き方
【法人税申告書 別表二】
同族会社等の判定に関する明細書の記載内容は、通常○印のみとなります。
記載方法を順を追って説明します。
【判定基準となる株式等の株式数等の明細】:
1.【事業年度又は連結事業年度欄】:決算の期間を記入。
2.【法人名】:申告する社名を記入。
3.【判定基準となる株式等の株式数等の明細】:
株主の上位3グループ(1つの親族=1グループとする)の、順位・住所・氏名・
判定基準となる株主等との 続柄・株式数又は出資の金額を記入。
【同族会社の判定】
4.【期末現在の発行済株式の総数又は出資の総数】:会社が発行した株数又は出資の総額を記入。
5.【(19)と(21)の上位3順位の株式数又は出資の金額】:
上位3グループの持ち株数又は出資金額を記入。
6.【株式数等による判定(2)/(1)】: 全体の株数等÷上位3グループの持ち株数等を記入(単位%)
7.【同族会社の判定割合】:上記6で記載した%を記入。
この%が50%以上あれば、(同族会社)になります。
【特定同族会社の判定】
8.【(21)の上位1位の株式数又は出資の金額】:
【判定基準となる株式等の株式数等の明細】に記載した第1位グループの持ち株総数等を記入。
9.【株式数等による判定(11)/(1)】:上位1位の持ち株数等÷期末現在の発行済株式の総数等(単位%)
この%が50%以上あれば、【特定同族会社】になります。
【判定結果】:特定同族会社・同族会社・非同族会社の該当箇所に○印を記入。
2016年10月24日
年末調整書類2【平成28年分 給与所得者の保険料控除申告書:保険控除箇所記載方法】
【年末調整時の提出書類】
今年の年末調整の際に提出する書類として、扶養控除申告書【正式名:平成28年度分/平成29年度分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書】及び
【平成28年分 給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書】があります。
【平成28年分給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書の記入方法】
i【給与支払者及びあなたの情報】
給与の支払い者の氏名(名前)・住所
あなたの氏名(フリガナ)・住所・捺印
ii【生命保険料控除】
【一般の生命保険料】
生命保険等の名称・保険等の種類・保険期間又は年金支払期間・保険等の契約者の氏名・受取人・
あなたとの続柄・新・旧の区分
(新:契約締結日が、平成24年1月1日以降の保険・旧:平成23年12月31日以前の保険)
あなたが本年度中に支払った保険料等の金額(分配を受けた剰余金等の控除後の金額)の記入
*計算方法*
(新保険料等用)
20,000円以下:あなたが本年度中に支払った保険料等の金額全額
20,001円〜40,000円まで:あなたが本年度中に支払った保険料等の金額全額X1/2 +10,000円
40,001円〜80,000円まで:あなたが本年度中に支払った保険料等の金額全額X1/4 +20,000円
80,001円以上:一律40,000円
(旧保険料等用)
25,000円以下:あなたが本年度中に支払った保険料等の金額全額
25,001円〜50,000円まで:あなたが本年度中に支払った保険料等の金額全額X1/2 +12,500円
50,001円〜100,000円まで::あなたが本年度中に支払った保険料等の金額全額X1/4 +25,000円
100,001円以上:一律50,000円
2016年10月18日
2016.10.16当事務所傍大須大道町人祭
2016.10.15(土)と16日(日)は、大須にて【大須大道町人祭】が開催され多くの方で賑わっておりました。
当所は大須観音のすぐ傍ですので、活気ある音楽が今も心地よく聴こえてきます。
このお祭りのメイン【花魁道中】の時間帯は、大須観音は人で埋め尽くされておりました。
大須は、お祭りや骨董市など定期的に開催されております。
今後の10月の予定は、18日(火)縁日・骨董市・甘酒接待/25日(火)は、開山記念祭/28日(金)縁日・餅つき/29日(土)ハロウィーンパレードなどが開催予定です。
大須が【幅広い年齢層から愛される街】として、愛知県や名古屋市の活性化に繫がると嬉しく思います。
中野税理士事務所 松井
2016年10月16日
2016年末調整書類1【扶養控除申告書の記入方法】
【年末調整時の提出書類】
今年の年末調整の際に提出する書類として、
扶養控除申告書【正式名:平成28年度分/平成29年度分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書】
及び【平成28年分 給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書】
があります。
まず、【平成28年度分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書】と【平成28年分 給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書】は、今回提出する用紙となります。
【平成29年度分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書】は、平成29年1月給与支給日までに提出すればよいものとなります。
(注)平成28年度1月以降に提出するものに対し、従業員本人・控除対象配偶者・控除対象扶養親族等のマイナンバーを記入する必要があります。
但し、【給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書】・【給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書】については扱いが異なり、平成28年4月1日以降の提出ではマイナンバーの記載は不要となります。
【扶養控除等申告書の記入方法】
i.【給与支払者及びあなたの情報】
給与の支払い者の氏名(名前)・住所・法人(個人)番号
あなたの氏名(フリガナ)・住所・生年月日・世帯主の氏名・あなたとの続柄・個人番号・捺印・配偶者有無の記入。
ii.【控除対象配偶者】
配偶者が扶養対象者の場合に記入。
配偶者の生年月日・老人控除対象配偶者又は老人扶養親族の場合(昭和22.1.1以前生)の場合は○印・住所又は居所・個人番号・平成28年中の所得の見積額(収入-65万’給与所得控除')
iii【控除対象扶養親族(16歳以上)】
氏名・個人番号・あなたとの続柄の記入。
老人控除対象配偶者又は老人扶養親族(同居老親等・その他の該当箇所に○印)
特定扶養親族(平成6年1月2日生〜平成10年1月1日生迄の該当者の場合○印)
住所又は居所・平成28年中の所得の見積額(収入-65万’給与所得控除)の記入。
(注)
・同居老親等とは、扶養親族70歳以上で同居。(本人又は配偶者の父母・祖父母・曾祖父母など)
・その他とは、扶養親族70歳以上で別居。
・年金収入の場合は、記入方法が違うので注意。
iv.【障害者・寡婦・寡夫・又は労働学生】
該当者の氏名・続柄・生年月日・住所又は居所・控除を受ける他の所得者の記入。
障害者:申告書上の一般の障害・特別障害・同居特別障害者と該当者の箇所に○印
寡婦・寡夫・又は労働学生:夫と死別・離婚した後等(寡婦)・合計所得合計が500万円等(寡婦)・特定の学校の学生・生徒である等(勤労学生)
v.【住民税に関する事項】
16歳未満の扶養親族の記入。(平成13年1月2以降生)
16歳未満の扶養親族は、所得税額には影響はないが、住民税の兼ね合いで市町村に報告する必要があります。
詳しくは、国税庁HPをご参照下さい。
2016年10月06日