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マイナンバーと年金番号連結延期

政府与党は8月21日、来月1月に予定されていた、国民一人一人に共通番号(マイナンバー)を割り当てる制度と基礎年金番号との連結を延期することとしました。
21日の参議院の内閣委員会の理事懇親会の場で民主党がこれを提案し、与党はこの案を大筋で受け入れました。

この背景には日本年金機構からの個人情報流出で、情報管理体制について懸念の声があるためで、再発防止策がまとまるまで先送りする予定です。延期の期間について与党は、半年から一年とする方針です。
今国会に提出している「マイナンバー法改正案」に連結延期の修正を盛り込む方向で進んでおり、この法案は今国会にて成立する見通しとなっています。
この延期期間を利用して、日本年金機構にたいして個人情報の保護の強化及び機構の業務の透明化を促していく方針です。


マイナンバーと年金番号との連結については、連結されると日本年金機構の内部でマイナンバーを利用することができるようになるため、利用者からの相談に応じやすくなるとの考えから、連結する法案を進めてきました。
年金番号との連結と並行して平成29年1月より、マイナンバーを労災保険等の他制度とも連結をさせて、給付調整などにも利用する方針でしたが、マイナンバーと年金番号との連結制度開始の延長を受け、これも延期する方向で進んでいます。


改正案は、国民一人一人に割り当てる個人番号を金融機関の預金口座にも適用するという内容で、年金受給に必要な書類が簡略化する狙いがあります。新たな連結の時期については別途政令で定める予定です。

日時:8 31, 2015 AM 10:11
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