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源泉徴収票の見かた

今年もあと2週間ほどとなりました。
従業員の方は、毎年、勤めている会社から年末又は年始に「源泉徴収票」をもらうことと思います。
しかし源泉徴収票をもらっても見方がよくわからないとの声も多く聞きます。
そこで今回は源泉徴収票はどのような数字が記載されているのかをご説明いたします。
いわゆる「年収」と「所得」と「手取り」の違いもみてみましょう。

【源泉徴収票の項目別内容説明】
?支払金額
支払金額とは、一般的にいわれている「年収」です。そのため、年収を聞かれた際にはここに記載してある金額を伝えるのが正しいです。税務上では「収入」と呼ばれています。この支払金額は、毎月の給与から控除されている額(社会保険料や所得税など)を控除する前の金額となります。
?給与所得控除後の金額
「給与所得控除後の金額って何でしょうか?」とよく質問を受けます。これは年収から給与所得控除額を差し引いた金額となります。一般的には「所得」と言われています。
給与所得金額控除後の金額を計算するために、収入から差し引く「給与所得控除額」は会社員に認められた経費の額、ということになり、年収によって変わってきます。
例:
収入が1,800,000円以下の場合…収入金額×40%(※650,000円に満たない場合には650,000円)
収入が1,800,000円超3,600,000円以下の場合…収入金額×30%+180,000円
収入が3,600,000円超6,600,000円以下の場合…収入金額×20%+540,000円
?源泉徴収税額
源泉徴収税額とは、上記?の給与所得控除後の金額から計算された所得税額をいいます。
?社会保険料等の金額
社会保険料等の金額とは、毎月の給与から差し引かれている社会保険料の年間支払額の合計です。

【手取りとは】
?支払金額-?源泉徴収税額-?社会保険料等の金額=手取り額となります。

日時:12 15, 2014 PM 06:03
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